すいのう

すいのうは今の言葉では何と云うのでしょう?
麺揚げザル?茹で上げザル、、、?
なんとも落ち着かない言葉ですが、すいのうと云う呼び名が通じるのであれば良いのです。
麺や野菜を茹で上げる時に使うザルですね。
マタタビを四つに割り、ズイを取り、薄く削ってヒゴが出来上がりますが、普通のザルですと使用面は表面です。
でもすいのうは裏面を使います。

表面はツルツルしていて裏面はガサついているものなので、麺の引っ掛かりが良いんですね。
素材は色々。
大きさによって違います。

細めのすらっと伸びた木は大きいすいのう

蔓性の木は小さめのすいのうに仕上がります。


編みの部分は、ほかのツルを使ったりもしますが、大抵はマタタビです。



人から聞いた話しですが、ごく小さめに作ったすいのうに天ぷらを盛る、とまあ器として使う方法もあるようで。
そんな小粋な使い方も良いですね。

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matatabizaru

奥会津昭和村でマタタビを採取し、ザルを製作しています。 ・米とぎザル ・蕎麦ザル 他にも色々なものを製作 購入したい方はご連絡下さい。